離婚と別居、経済負担の比較 ~ 離婚前に考えること その1

離婚と別居、経済負担の比較 ~ 離婚前に考えること その1(08/04/25)

この章では、前掲の注意書きを読んでいただき、離婚すべきか色々悩んでいただき、熟慮の上とりあえず離婚すると考えたとしても、離婚した後果たしてやっていけるのか、まず、考えてもらいます。

次に、離婚をした後生活が厳しいと考えられたとき、離婚を避けれる手段はないか、学んでもらいます。 最後に、それでもやはり離婚するとして、離婚前に何か準備はいらないかについて扱います。


1. 養育費と婚姻費用ってどちらが高いですか?

まずは、離婚する場合としなかった場合の経済的な負担の比較です。

結論から言うと、経済的には離婚を我慢した方がいいかもしれません。 離婚前の別居中にもらえる婚姻費用の方が、離婚後にもらえる養育費よりずっと高いのです。

婚姻費用とは、円満に結婚生活をしている時でも、そうでなくて別居している時
でも、もらえる生活費のことです。つまり、離婚しない時にもらえます。

養育費とは、離婚後に子供を引き取った親に対して他方の親が払うお金です。
つまり離婚したときにもらえるお金です。

>> 離婚と婚姻費用、もっと詳しい解説


2. でも、離婚しても元夫の死亡時に、私は相続はできますよね?

出来ません。夫婦は別れれば赤の他人です。
親子は親が別れても永遠に親子なので相続できますが。

離婚しなければ、相続の機会があることを考えると、離婚しない方がいいかもしれません。

>> 離婚と相続、もっと詳しい解説


3. 養育費もそれ程貰えず、将来の相続もなく、私は、夫と別れて、経済的にやっていけますでしょうか。

突き放してしまえば、その人次第です。
つまり、その人の、根性、学歴、職歴、得意技、人脈、人柄によります。

ただし、別のコーナーでも書いてありますように、私石原は債務整理をかなり取り扱ってますが、離婚後経済的に困窮して借金したという元奥さんを多数見たのも事実です。

離婚しても、経済的には、楽ではないかもしれません。

>>離婚した妻の経済収入、もっと詳しい解説



・・・以上をまとめると、経済的には、離婚をすることが、余りいい影響が無いかも、ということです。

もっとも、経済的な面以上に、精神的に耐えられないなら、離婚するしかないときもあるでしょう。ここでも、じっくり皆さんの熟慮が必要とされます。