第2章 取立てはいつ止まるの?ブラックって怖くないの?

●持ち物は何ですか? (来所相談の場合)

→相談表と印鑑(認印で可)、身分確認できるものです。
相談表は、事前に作って頂き(書き込む前の用紙は事務所にあります)。持参して頂くのが望ましいです。もし、事前作成が、難しいなら、相談当日、相談10分前に作成してもらいます。
それ以外に、印鑑、身分確認できるものは、必要です。尚、遠方で来所困難の場合は、別途お伝えいたします。

●取立てはいつ止まるの?
→当事務所から、「受任通知」を出すと止まります。正式には、「受任通知」が相手に届くと、止まります。当事務所では、弁護士費用を頂く前に受任通知を出し、なるべく早く、取立を止めます。


●取立ては止まっても支払はするんでしょ?
→いいえ。取立へも来ないし支払も止めます。破産する時は永久に払いませんし、個人再生や任意整理でも時期が来るまで一切支払ません。


●「受任通知」って何?
→簡単にいえば、「この方の、債務整理の任務を受けました。だから本人は連絡をしないでね。それから、債権(借金)の詳細を調査したいので、取引のデータを出してね」。という手紙です。
 見本が、以前のHPのコラムにあるので、ご覧下さい。


●受任通知を出すと、ブラック(ブラックリスト)になるの?
→なります。ブラック(ブラックリスト)とは、信用情報センターに名前が登録される事の俗語です。
信用情報センターとは、業者が、サラ金系、信販系、銀行系など複数のグループを作り、それぞれのグループで所有している、データセンターです。
受任通知を出すと、その依頼があった業者(アコムならアコム、武富士なら武富士)の属するグループの信用情報センターに名前が載ります。すると、融資を受けられなくなり、その方のカードが使えなくなります。
ただ、それの何が悪いかは、私は疑問で、むしろ現金による健全な生活に戻るだけだと思います。


●ブラック(ブラックリスト)なら、銀行口座やキャッシュカードはもてないの?私がブラックだと家族もブラックなの?
→まず、銀行口座も郵便局の口座も、又、キャッシュカードも作れます。お金を借りられないだけです。また、基本的に家族のカード等へ影響はありません。ただし、「家族カード」の場合は影響がありえます。


●ブラック(ブラックリスト)になると、ずっとお金を借りられないの?将来は家を持ちたいんだけど。
→一般に「ブラックリスト」になると、お金を7~8年借りられないとされて います。ですから、その後に車や家のローンを組むのもその位は出来ないと 考えてください(例外的にもっと早い人もいますが)。
しかし、そもそも車や家を全てローンで補うのは大変危険です。再び、仕事の給与が下がったり、想定外の出費でその返済がつぶれたりするリスクが出 ます。そこで、ブラックリストの期間を後ろ向きに考えずに、頭金を貯める良いチャンスだと考え、月2、3万円でいいので、どんどん貯めて下さい。
月3万円×12ヶ月(1年)×8年=288万円。すごく貯まりますよ!


●「受任通知」が届く前は、取立をどうするの?
→ご依頼後でしたら、電話があったら、「もう弁護士を入れたよ。住所は、~。名前は石原ね」っと、言って頂ければ、大丈夫です。まだご相談中の場合は、その相談中である旨を伝えると、多くの業者は待ってくれます。


●「受任通知」を出せば、一切取り立ても連絡も来ないの?
→やみ金でもない限り、きません。もし、行き違いで、届いていないと相手にいわれたら、その旨を事務所に言ってくだされば、すぐ対応します。


●相談・依頼後、他にやる事は?
→使用口座の変更をします。口座の差押え・自動引き落としを防ぐためです。又、カードの切断をしましょう。但し、事件が終わるまでは後述の過払請求の為、保管しましょう。
さらに、指示があった時は、生命保険の解約返戻金調査、車の時価査定、不動産の価格査定、退職金想定額の調査をしてください。(別にこれらは、保険を解約しろ、とか、退職しろ、という意味ではありません。該当者には別途調査する意味を説明します。)
最後に、気持ちに余裕がでれば、完済した業者を思い出しましょう。お金が戻ることが多々あります。古い通帳を見ると意外に、業者名が書いてあり、思い出しますよ。